◎複雑化する世界を読み解くカギがここに
原油高騰や株の急落に象徴される世界の不安定化。ブッシュ米大統領のイラク戦争がもたらした中東・イスラム世界の不穏な情勢。米国の分裂と混沌とした大統領選レース。世界はますます複雑さを増し、軸になる「極」も存在しない危険な方向に向かいつつある。断片的なニュースを追うだけでなく、それが意味するものは何かを考える力が必要な時代だ。中南米、欧州、米国での特派員生活を生かしつつ、今の国際情勢を読み解くヒントを読者に提供できないか。そんな著者の思いで書きつづった連載。けさの新聞で知る国際ニュースの背景と今後の展開を予測する材料がここにある。コーヒー片手に明日の世界を考えよう。
時事通信「時事トップ・コンフィデンシャル」連載
2007.2.20〜2008.1.18
発行:2008年1月31日
時事通信解説委員 明石 和康[著]
●A5判・127頁
【目 次】
2007年2月20日付 漂流するアメリカ・上
イラク破綻の戦略的意味……5
2007年3月2日付 漂流するアメリカ・下
分裂するアメリカ……15
2007年3月20日付
「イラク戦」後の中東新地図……24
2007年4月13日付
揺らぐ米ロ、「新冷戦」の危機……35
2007年5月18日付
アフガンに挑むNATOの限界……46
2007年7月3日付
忘れられた核軍縮……57
2007年9月4日付
民主主義に未来はあるか……68
2007年10月30日付
カナダのユニークな外交、「貢献」が国是……79
2007年11月27日付
欧州のダイナミズムと仏外交……87
2007年12月7日付
米国を変えるヒスパニック化……96
2007年12月28日付
守勢の共和、攻める民主にも弱点……105
2008年1月18日付
複雑さ増す「極」なき世界……117




