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わがまちの強みと弱み 100人のトップが語る防災・危機管理


100人の首長らのインタビューで、日本の災害対策最前線の現状と課題を浮き彫りにした。自治体の考えを企業が知るにも有効な一冊。


 地域の災害対策を進めるには、自治体トップの強い意志が不可欠だ。災害が発生した際に、適切な判断を下し、命令口調で指示をするというリーダーシップだけを指すのではない。自治体が、日々解決が求められるさまざまな政策課題に取り組む中で、いつ起きるか分からない災害対策を進めるためには、トップの強い意志が必要なのだ。
 「防災リスクマネジメントWeb」で連載中の「トップインタビュー」を中心に、延べ100人の自治体首長や危機管理担当幹部の生の声を集めた。各地の時事通信記者が、災害対策の「最大の課題」、「誇れる点と弱点」、「トップとして大事なこと」、「日ごろから何を心掛けているか」という質問を重ねてきた。
 40を超えるトップが何らかの災害対応をした経験を持っていた。犠牲を出した市長は命の大切さを切実に説き、避難勧告や指示を出した経験者は逃げない住民が少なくないことに悩む。巨大地震の発生を確実視される地域からは、切迫感を持った言葉が並ぶ。一方で、自主防災組織や消防団を手放しで賞賛するだけにとどまる首長もいる。災害対策の最前線の課題が浮かび上がる一冊だ。

わがまちの強みと弱み 100人のトップが語る防災・危機管理

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防災リスクマネジメントWeb・iJAMP掲載
2003.5.27〜2007.9.26

A5判・225頁


【ピックアップ】本文202頁〜

2006/10/25 付掲載
大分県由布市長 首藤 奉文 しゅとう・ほうぶん(62)

ライフラインの確保が大きな課題

 大分県由布市は2005年10月、湯布院、庄内、挾間の旧3町の合併で発足した。同年9月の台風14号では、土砂災害により1人が死亡した。首藤奉文市長は、地震や台風などの災害時のライフラインの確保が大きな課題だと話す。

──最も気になる災害と最大の課題は
 1975年に大分県中部で地震(M6.4)があり、ライフラインが止まり、大変苦しかった。別府万年山(はねやま)断層帯があり、地震の際に大きな災害が心配される。新市は地域によって気候が異なり、気象条件の違いによる災害が気になるが、どういう災害が起きるか予測できないのも心配だ。そういう時にライフラインの確保が大きな課題になるのではないか。

──防災力で誇れる点は
 救急医療と消防の連携による大演習(9月実施)は今年で3回目。20の医療関係機関と、県の防災航空隊、陸上自衛隊、警察署、市内各消防団、地域住民約500人が参加して、大規模演習を2年に1回行っている。これによって、住民の防災意識の高揚を図り、関係機関が協力し合えるようにしている。

──弱点はなにか
 旧湯布院町には防災無線があるが、ほかの旧2町にはそれがなく、地域の消防団に頼るしかないのが若干心配だ。避難路の確保、避難場所の確定をきちんとしておかないといけない。12月までに新市の防災計画を策定する。計画には来年度から2年間で旧2町に防災無線を整備する目標も盛り込む。

──トップとして最も大事なことは。そのために日ごろ心掛けていることは
 市民の生命と財産を守ることが一番大事なことだと思う。そのためには日ごろから、市民が安心して暮らせる生活環境を整備することが大切だ。具体的には、避難路や避難場所などの確保がきちんとできていれば緊急時も安心できる。併せて災害が発生しそうな時には早めに自主避難を呼び掛ける。それらが大事なことではないか。

強みと弱みを語る100人


青森県むつ市長     杉山 粛 
青森県鰺ヶ沢町長     長谷川 兼己 
岩手県一関市長     浅井 東兵衛 
宮城県知事     村井 嘉浩 
宮城県多賀城市長     菊地 健次郎 
秋田県湯沢市長     鈴木 俊夫 
秋田県八峰町長     加藤 和夫 
秋田県水田総合利用課長     佐藤 喜盛 
秋田県象潟町長     横山 忠長 
秋田県大潟村長     黒瀬 喜多 
山形市長     市川 昭男 
山形県尾花沢市長     小野 紀男 
山形県南陽市長     塩田 秀雄 
山形県高畠町長     寒河江 信 
埼玉県危機管理防災部長     名倉 昭 
埼玉県本庄市長     吉田 信解 
埼玉県入間市長     木下 博 
千葉県浦安市危機管理監     阿部 金二 
東京都三宅村長     平野 祐康 
東京都三宅村長     平野 祐康 
横浜市危機管理監     上原 美都男 
横浜市まちづくり調整局指導部長     
     樋高 雄治 
神奈川県鎌倉市長     石渡 徳一 
山梨県増穂町長     河西 栄三郎 
山梨県鰍沢町長     石川 洋司 
山梨県小菅村長     広瀬 文夫 
長野県副知事     沢田 祐介 
長野県飯山市長     木内 正勝 
長野県栄村長     高橋 彦芳 
【特別収録】陸上自衛隊13普通科連隊長兼松本駐屯地司令     
     堀切 光彦 
長野県大町市長     牛越 徹 
長野県小谷村長     小林 三郎 
新潟県知事     泉田 裕彦 
新潟県新発田市長     片山 吉忠 
新潟県柏崎市長     会田 洋 
石川県輪島市長     梶 文秋 
石川県穴水町長     石川 宣雄 
福井県知事     西川 一誠 
福井市長     酒井 哲夫 
福井県小浜市長     村上 利夫 
福井県大野市長     岡田 高大 
福井県池田町長     杉本 博文 
静岡県沼津市長     斎藤 衛 
静岡県富士宮市長     小室 直義 
名古屋市消防長     小川 誠 
愛知県清須市長     加藤静治 
愛知県豊橋市長     早川 勝 
愛知県碧南市長     永島 卓 
愛知県吉良町長     山本 一義 
岐阜県大垣市長     小川 敏 
三重県宮川村長     尾上 武義 
滋賀県長浜市長     宮腰 健 
京都市消防局危機管理課長     一本木 正行 
京都府木津町長     河井 規子 
神戸市保健福祉局長     桜井 誠一 
兵庫県尼崎市長     白井 文 
兵庫県尼崎市長     白井 文 
兵庫県西宮市長     山田 知 
兵庫県豊岡市長     中貝 宗治 
和歌山県新宮市長     佐藤 春陽 
和歌山県広川町長     白倉 充 
鳥取県三朝町長     吉田 秀光 
島根県松江市長     松浦 正敬 
岡山県玉野市長     黒田 晋 
岡山県美作市長     宮本 俊朗 
岡山県久米南町長     河島 建一 
広島県保健対策室長     中村 泰久 
広島県江田島市長     曽根 薫 
山口県知事     二井 関成 
山口市長     渡辺 純忠 
山口県防府市長     松浦 正人 
徳島県海陽町長     五軒家 憲次 
香川県総務部危機管理監     古賀 浩史 
香川県危機管理課防災対策主幹     
     乃田 俊信 
愛媛県新居浜市長     佐々木 龍 
愛媛県愛南町長     谷口 長治 
愛媛県松前町長     白石 勝也 
愛媛県砥部町長     中村 剛志 
愛媛県内子町長     河内 紘一 
福岡県副知事     武居 丈二 
福岡県前原市長     松本 嶺男 
佐賀県多久市長     横尾 俊彦 
佐賀県鹿島市長     桑原 允彦 
佐賀県武雄市長     樋渡 啓祐 
佐賀県小城市長     江里口 秀次 
佐賀県嬉野市長     谷口 太一郎 
佐賀県基山町長     小森 純一 
佐賀県みやき町長     末安 伸之 
長崎県島原市長     吉岡 庭二郎 
熊本県八代市長     坂田 孝志 
大分県知事     広瀬 勝貞 
大分市長     釘宮 磐 
大分県佐伯市長     西嶋 泰義 
大分県竹田市長     牧 剛尓 
大分県豊後大野市長     芦刈 幸雄 
大分県由布市長     首藤 奉文 
大分県国東市長     野田 侃生 
大分県国見町長     金山 尚學 
大分県九重町長     坂本 和昭 
鹿児島県総括危機管理監     高山 大作 
沖縄県恩納村長     志喜屋 康文 
【資料】 中貝宗治市長 講演詳報

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