自治体の当事者がこれだけ本音で語った本があったでしょうか。筆者は、神戸市の広報課長や生活再建本部次長として、時に真正面から、時に計算高く、阪神大震災に立ち向かった過程を具体的に紹介しています。直後だけでなく、この間のさまざまな取り組みを、情報と危機管理という視点で見据え、個人としての思いもしっかりと主張しています。類書はないと、連載中から東大のゼミ教科書としても使われました。行政の災害対策用としてだけでなく、どんな組織の危機管理にも通じる一冊です。
2006年1月17日付〜2007年5月15日付
時事通信「防災リスクマネジメントWeb」 編
●発行:2007年7月6日
●A5判・85頁
目 次
災害対策本部は、公開か非公開か……8
テレビカメラは怖い……12
広報紙の立ち上げは24時間以内に……16
復興都市計画(上)……20
復興都市計画(下)……24
神戸空港(上)……28
神戸空港(下)……32
災害時の公務員幹部は私生活も気をつけろ……36
住環境問題……40
気づかれていない火災の危険……44
孤独死……48
仮設住宅の解消……52
東京ドーム11個分、約8年分の廃棄物量に立ち向かう……56
最初は深刻さに気付かなかったトイレ問題……60
家屋の解体処理と公費負担……64
神戸市の財政破綻はあるのか(上)……68
神戸市の財政破綻はあるのか(下)……72
地域力(上)……76
地域力(下)……80





